腕時計のお手入れ方法
<腕時計のお手入れ方法>
専門の知識がなくても、少しのお手入れで大切な腕時計の見た目や寿命に違いが出てきます。
腕時計を長く使用するためには、毎日~週に1回程度のお手入れをお勧め致します。
【 お手入れ方法 】
① ケース全体(ケース・ガラス面・裏面)
マイクロファイバー、メガネ拭き、セーム革(鹿革)など繊維が細かく柔らかい布で拭きます。ごしごしと擦らず、指の腹で優しく拭き取ってください。
ケースの隙間やベルトの付け根などの汚れは木製の爪楊枝等で優しく掻き出してください。
※ご注意※ 先の尖ったものを使用する際は、尖った先を直接当てず、布などで尖った先を保護してからご使用ください。尖ったものは傷の原因になるのでプラスチックや金属製など硬い素材のものはお避けください。
➁ 各パーツ毎のお手入れ方法
● 回転ベゼル:未使用の期間が長い場合は、定期的に回転ベゼルを回転させてください。定期的に動かさないと汚れが付着し、動きが悪くなる場合があります。
● プッシュボタン:未使用の期間が長い場合は、定期的にプッシュボタンを押してください。定期的に動かさないと汚れが付着し、ボタンの動きが悪くなる場合があります。
● リューズ:動きに違和感がないか確かめ、違和感を感じてきたらオーバーホールをご検討ください。
● 革ベルト: 乾いたクロスでやさしく拭き取ってください。爪楊枝など先の尖ったものは使用せず、直接素肌に接する裏側を重点的に、内部に浸透した湿気を除去するようしっかりと乾燥させてください。特に汗や汚れが気になる際は、固く絞ったタオルなどに優しく押し当てて汚れをタオルに移し、しっかりと乾かしてください。
● 金属ベルト:コマの隙間など細かなところは爪楊枝や柔らかい歯ブラシなどを使って汚れを取り除いてください。金属ベルトは水に強いので、メガネクリーニング用の超音波洗浄機を使って水洗いすることも可能ですが、その場合は浸水のリスクがあるためケースは浸さないようにしてください。
● ラバーベルト:クロスでしっかり汚れと水気を拭き取り、乾燥させてください。
お避けください
◆腕時計本体を水洗いする(防水加工品含む)。水道水を直接かけると10~20気圧相当の水圧がかかり、故障に繋がりかねませんのでご注意ください。
◆スマートフォン、電子レンジなど磁気や電波を発する物のそばに置くと、磁気帯びの原因となります。
◆濡れたまま放置しないでください。時計の故障に繋がりかねます。
【 保管方法 】
湿気のたまりやすい場所や、直射日光の当たる場所は避けて保管してください。